肝硬変・母の闘病記録

肝硬変末期の記録です。

*孫の顔を見せられなくてごめん。

「孫を見せられなくて本当にごめんね。」

 

 

不妊治療までしたけれど、授からなかった。

8月中旬、何か話そうと思って、出た言葉がこれだった。
直前まで感謝の言葉を言うつもりで、これが出た。

自分でも驚いたし、泣けてきた。

今思うと、その時、
母の目にも少し変化があったような気がする・・。
(すでに会話が出来なくなっていた時)

 

小さくなっていく病床の母を見て、
自分には通ってくれる子供がいない事を痛感する。


自分が母と同じような病気になったら・・と思うと怖い。
体質も似ているし。
何より、長い闘病生活になる。


そうなったらそうなった時。
それも自分の宿命だ。
その時、本当の意味で母の気持ち・状態が理解出来るようになるんだろうな。

 

 

*8月26日(土)の下書き