肝硬変・母の闘病記録

肝硬変末期の記録です。

*先生のこと。

2月に骨折で入院した病院で肝硬変の相談もする。

 

県内の社会医療法人で大きめの病院。
でも、肝臓を専門に診られる先生がいない、ということで
なかなか積極的には診てもらえず。

 

もともとは県外の市民病院にかかっていて、

肝臓の偉い先生に診てもらっていた。

なかなか良くなっていると感じられない母は何度か他の病院でも診察を受ける。

何年か前、認知症みたいな、うつ病にも思える症状が出たことがあった。

その時にも近隣の病院をはしごした。

・・肝性脳症の症状だったのかも・・と今だから思う。

 

でも・・どの病院でも

そちらの先生の名前を出すと、

そちらでかかってください、とのこと。

 

しんどい事を伝えてもあまり親身に聞いてもらえなかったそうで・・。
長い時間待って、診察5分。

高齢だから仕方が無い、暑い夏は誰でもしんどい、みたいなことを言われて

通う気を無くしたとの事。

お医者さまとの相性も大事なことなんだと今更ながら思う。

 

骨折の入院中に肝臓の件で相談した
若めの男性医師が
真剣に向き合って下さったのが嬉しかったみたいで、
ちょっと頼りない(らしい)けど一生懸命やってくださる先生と、
社会的地位・権威もおありだが、気持ちに寄り添ってもらえなかった先生。
・・究極って言えば究極。

 

でも・・
肝硬変の末期ということで、
積極的な治療も出来る状態ではないので、

気持ち的に納得できる方が良い、
こちらの病院にお世話になることを家族で強く希望する。

(もちろん母が一番希望した)


紹介状のやり取りでも、少し面倒だった。

お世話になりたい病院も、その肝臓の権威ある先生に遠慮があるのか、

直る見込みのない患者を受け入れたくないのか、

なかなか進まず・・。

 

ギリギリ、7月の入院前までに紹介状のやり取りが済んでいたので、

希望する病院に搬送してもらえたのが実状です。

 

通常の面会時間にしか行けなかったせいか、先生とはお会い出来ず。

どっちの先生にも、休みを取って付き添うなどして、

お会いすればよかったなぁ・・と今更ながら思う。

父がしっかりしてるからつい、任せきりにしてしまったけど。

結局何でも、 たら、れば、になる・・。(反省)