肝硬変・母の闘病記録

肝硬変末期の記録です。

8月25日(土)昏睡のまま。

土曜日は午後2時から面会OKに。

その時間から病室入りする。

 

水曜に見た時と変わりなく見えるけど、

きっとさらに小さくなったんだろうな・・。

 

今日も眠り続けている。

小さい声で、来たよ、と。

 

ベット脇の椅子に座り、様子を伺う。

 

隣のベットの患者さんも

きっと母と同じような状態なんだろうなぁ・・。

その方の静かな寝息だけが聞こえてくる。

 

4人部屋から2人部屋へ移り、

今月末には入院して2か月過ぎるので、

別の病院に転院しないといけない。

こんな状態で転院、出来るのかな・・。

 

あのままタッチの差で退院して在宅になっていたら、

また違った展開になっていただろうなぁ・・

 

日々の介護に加え、

急激な容態の変化など、

父と二人で焦っていたと思う。

 

徐々に身体機能が衰えていっている、というのが今の現状。

 

静かに眠る母の横でスマホを見ながら、一緒の時を過ごす。

 

途中、看護師さんが部屋へ。

何度かお会いしてる担当の若い看護師さんだ。(職歴2年くらい?)

 

看「様子、チェックさせてもらいますね」

 

血圧・酸素量・尿量など、変化はないそう。

よかった・・。

 

私「こんな状態の時は声かけしてもいいのか・・どうですか?」

看「○○さ~ん・・

  そうですね。良く眠ってるみたいですね。

  様子を見た方がいいかもしれませんね。

   手を握ったり、近くにいるだけでも伝わると思いますよ。」

 

看「先週、髪を洗った時には、最高って。

  可愛い笑顔で言ってくれたんですよ。

  その後、この状態に・・。」

私「ありがとうございました。

  喜んでた、って父からも聞いてます。」

 

看「夕方までの勤務なので、また確認しにきますね。」

 

若い看護師さんが本当に気にかけて下さってるのが伝わり、感謝。

同時に看護師さんから見ても急激な変化ってことなんだろうな、と思う。

 

今日は長めに病室に居て、身体にも触れ、話しかけたりもした。

反応はあんまり感じられないけど・・

 

でも、同じ時間が過ごせた事に意義がある。