肝硬変・母の闘病記録

肝硬変末期の記録です。

8月15日 やっぱり無反応・・。

今日も2時からの面会に行く。

 

もしかしたら話せるかも・・と。

アイコンタクトが出来るようになってるかも・・と期待して。

 

やっぱり昏睡状態だった。

いつもは閉められているカーテンが全開で、少しびっくり。(4人部屋)

意識のある患者さんのブースだけカーテンが閉めてある。

 

 

 

母のお世話は終わったみたいで、こざっぱりした感じ。

目の前の患者さんもどうやら寝たきりの方みたい。

 

他の方をお世話中の看護師さんが、

 

看「○○さんのご家族さんね。

  聞いてます? 

  今日は食事もとれなくなって点滴なんですよ・・

  今、CT撮ったりしてますからね・・」

 

私「昨日は取れてたんですか?(少しびっくり)

  意識はあるんでしょうか。」

 

看「昨日の夜までは 3分の1量(柔らかめ)は食べられてましたよ。

  受け答えは、出来ないですね。

  呼びかけには手を少し動かして返事してますよ。」

 

 

昨日までは

ベットの上半身部分に、嘔吐対策用の使い捨てシーツが敷かれていた。

今日は敷かれてない。

点滴のみになったからだ。

今まで看護師さんに食べさせてもらってたんだね。

 

点滴だけでなく、

酸素も鼻にセットしてあった。

 

看「酸素の方は安定してきているので、外しておきますね」

 

私「血圧とかは変化ないですか?」

 

看「あー、特に変化ないですよ。96ぐらいです。」

 

まだ大丈夫ね。ほっ。

 

血圧の変化はないけども、手は冷たいし、

今まで点滴の針を刺してあった右手はなぜかパンパンに腫れていた。

浮腫み?

左手はほっそり。

顔はまだ温かい。

 

子供のような顔。

苦しくはなさそう。

 

私が話しても特に動いた感じがしない。

途中、腕が冷たいね、ってさすった時に少し動いた。

これが母の反応かな?