肝硬変・母の闘病記録

肝硬変末期の記録です。

7月8日(日)ひどい振戦(しんせん)

土曜日の午後は

会話がいまいちわかりにくくなっていた。

 

何か話しているけど、聞き取りにくい。

やっぱり愚痴っぽいので、適当にふん、ふんと聞く。

(エンドレスだし・・)

 

その間ももちろん手足は動いていた。

 

 

 

日曜日は、ますます酷くなっていた。

動きも激しいし、会話もさらに聞き取りにくい。

 

看護師さんに聞いたところ、昨日はほぼ寝てないとの事。

動きも手足だけというよりは身体の中心から動いている。

 

ただでさえだるい肝硬変。

こんなに動いて大丈夫なのか?

 

看護師さんに聞いてもそこまで重い感じではなく、

看「今日はちょっと酷いですね~」と。(これでちょっと??)

 

日曜日は結局11時から5時近くまで付き添った。

 

後悔のない看護ってなんだろう。

 

 

 

今の母は温かい。。

 

寄り添った時、握った手が冷たく、二度と温かくならない日がやってくる。

 

そんな日がやってくることが今はとても怖い。

 

でも、苦しんでる母を見るのもつらい。

 

義母が亡くなる時も早く楽にしてあげて、と亡くなった義父に頼んでいた。

肺気腫・最後は人工呼吸器をつけて何度か山がありました)

 

 

 

肝性脳症で意識が飛んでる(ように見える)母が突然、亡くなった叔母の名を呼び始めた。

 

本当にびっくりした。

最初は見えているのかと・・(笑)

 

叔母との絆は深いんだね。

意識の深いところで生きているんだね。

 

きっと叔母さん、待ってるんだね。

 

そう思うと母は一人で逝くんじゃない気がしてほっこりするよ。

 

 

 「ちょっとひどい振戦ですね」(リハビリの先生が見に来た時もこう言った)

 

 

振戦のレベルがわからない。

 

でも、まだまだ母は戦っている。

そうか、揺れ?震えと戦うのか。

 

勝手に納得。

 

 

 

 

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